置き屋台(セントラルスクゥエア)
西後町の屋台は、総欅造りの本屋台です。幕末から明治に活躍した、妻科村の宮大工:彫師「山嵜儀作」が、明治5年(1872年)に制作。制作費は250両(彫刻は別)当時の宮大工の手間で換算すると、約1億円以上になります。天井は「丸龍」欄間は「虎」破風は「牛若丸と天狗」「牛若丸と弁慶」入額は「花鳥」の緻密な彫刻が施されています。諏訪立川流(諏訪大社・豊川稲荷・大勧進門・秋葉神社「西後町」他)の流れをくむ匠。長野市内には神社向拝・寺院欄間・神楽屋台・そして御祭礼の祭り屋台など多様なものを制作しました。
○西後町の屋台巡行参加始め/宝暦8年(1758年)
(長さ5.9m・幅4.1m・高さ4.75m)